 
この様な患者様にお勧めしています。
・口を大きく開けると入れ歯が外れて人前で笑えない。
・歯医者さんに何度も通っている時間がない
・見た目が美しく他人に気づかれない入れ歯が欲しい。
・入れ歯が合わずしっかりと物が噛めない。
超精密義歯の特徴
超精密義歯とは生体機能補綴システム(Biofunctional Prosthetic System)に沿って、今までの入れ歯作りの方法・考え方とも全く異なる方式でつくられる、美しくよく噛めて丈夫な入れ歯のことです。
ステップごとに、専用の機材・専用の材料を使用し、お口の中の様々な情報を元にかみ合わせの設計をします。
それにより、お口の中で動かず、ぴったり吸い付くような入れ歯を作ることができます。
また、歯の色や形、歯肉の色など多くの選択肢から患者様それぞれに合わせた美しい口元を作ります。
短期間で製作でき、最短で4回目に義歯を入れることが可能です。
(治療期間はお口の状況により多少前後しますので、すべての方が4回ではありません。また、製作後は数回の調整が必要となります。)
ここでは、この超精密義歯の製作過程を詳しく説明させて頂きます。
カウンセリング(約1時間)
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施術を担当させて頂く歯科医師より、患者さんの希望を聞きながら、義歯治療に関しての説明を致します。治療期間、費用、お口の状況、治療の難度等を丁寧に説明致します。
治療1日目(約1時間)
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概形印象
上下のお口の中の型取りをします。

セントリックトレーによる簡易咬合採得
顎間距離の測定後、上下を1度に型取りすることで上下の顎の関係を記録します。

技工作業
作製した模型で解剖学的ランドマークを元にお口の中の詳しい状況を精査します。


模型を義歯作製用咬合器に装着し2日目の精密な型取りで使用するトレーと噛み合わせや顎の自然な動きを記録するナソメーターMを装着します。

治療2日目(約1.5時間)
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最終精密印象
患者様のお口にぴったりと合うオーダーメイドのトレーを使用し精密な型取りを行います。

精密な咬合採得
トレーに装着されたナソメーターMを使用し、顎の自然な動きや、上下の顎の位置関係の記録を行います。

UTSトランスファーボー
模型を咬合器の正しい位置にセットするため、頭蓋と顎の位置関係を記録します。

人工歯の選択
フォームセレクターを用いて患者様の顔貌や好みから最適な歯の種類の選択を行います。
色や形など数十種類の組み合わせが可能です。

技工作業
技工サイドでは2日目の治療後、本格的な義歯作成工程に入ります。
模型を咬合器に装着します。

上下の顎の関係や動きから、義歯に与える最終的な咬合様式(噛み合わせ)を決定します。

模型上のランドマークから分析した正しい位置に、人工歯を排列していきます。

すべての人工歯が並びました。

治療3日目(約30分)
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完成した蝋義歯(仮義歯)の試適をおこないます。

蝋義歯を患者様のお口に装着していただき、噛み合わせや、歯の大きさ色調など見た目の最終確認を行います。

技工作業
いよいよ義歯作成の最終工程です。
最終チェックの終わった蝋義歯をレジン床へと置き換える仕上げの作業です。
精密義歯専用のイボベースと言う特殊な材料を使用し、イボベースインジェクターと言う機械で重合を行います。

重合の終わった義歯に仕上げ研磨と精密な噛み合わせ調整を行います。

多くの工程を経て 超精密義歯の完成です。

治療4日目(約1時間)
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完成義歯のセット

完成した超精密義歯をセットします。
義歯の取扱いを説明後、専用のケースに入れてお渡しします。

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